白内障日帰り手術

白内障について

白内障とは?

白内障とは眼球内にある、本来透過性の良い水晶体が蛋白変性を起こし濁ってくる病気です。
原因の第一は加齢変化。他にアトピー、外傷、薬剤(ステロイドなど)などがあります。

白内障の症状

白内障の症状視力低下、かすみ、片目でのダブり、まぶしさ、近視化など

・まぶしい、目がかすむ
⇒ 一番多い白内障の初期症状です。

・近視が進む、明るい所で見えにくい
⇒ 核白内障に典型的な症状です。

・視力の低下
⇒ 水晶体の濁りが広がるとともに、視力が低下していきます。
近視や老眼と異なり、メガネなどでは矯正できません。

日帰り手術の流れ

1.診断と手術日の決定 外来にて様々な精査の上、白内障と診断されます。病状、治療法など説明を受けた上で患者様の意思を決定していただきます。手術日が決定します。
2.術前検査 外来にて決定した白内障手術の日時に合わせて術前検査が始まります。手術用の眼科的検査に加えて、他科と連携して手術など治療の負担がかかって問題ないか、全身検査を施行します。
3.検査結果の説明 検査結果、手術方法、麻酔法、合併症、スケジュールなどの説明をします。
4.点眼 手術前日より術眼に点眼を開始します。
5.手術当日 当日、説明を受けていただいた後、手術を行います。
手術後、体調確認および体調回復のため休憩をとって頂きます。
6.検査診察 手術翌朝から検査診察を行います。

当日の流れ

ステップ1

11:00までに来院して頂きます。手前点眼を開始し、術中に使用する薬剤に対するアレルギー反応の有無の確認、バイタルチェック(血圧、脈拍、体温など)、点滴確保等を行います。

ステップ2

手術手術開始。術中も血圧、心電図などを確認しつつ、手術を行います。

ステップ3

安静処置室手術後、安静処置室にてご休憩頂き、バイタルチェックをします。
点滴は終了後抜去します。

ステップ4

受付受付にて手術後のお薬を渡しします。お会計いただき終了となります。

術後の注意点

◎眼帯があっても圧迫打撲しないよう注意してください。
◎少なくとも当日は眼帯したまま帰宅していただくので、ご家族のお付き添いと安全に帰れる交通手段の確保をしていただきます。
◎手術後約1週間は洗髪洗顔不可能となります。
◎手術翌日からの通院診察が必要です。
◎指示どおり内服、点眼、眼軟膏などを使用していただきます。

日帰り手術の条件と費用(平成30年度現在)

〔水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合);(12100点×10=121000円)+処置+検査+薬剤代〕×患者様負担割合など

日帰り手術のメリット

入院しないで済むため、当日からご家族と一緒に過ごせるなど、術直後から普段の生活に近い状態が可能です。ベット代、食事代などかかりません。

日帰り手術への患者様の声・評判

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